January 2010
262 posts
December 2009
45 posts
fkgw:
ポール「ジョージの方がひとつ年下だったから、僕はついえらそうな口調になっちゃってね。今振り返るとビートルズ時代も、僕はジョージに対してずっとそんな調子で、ちょっとまずかったかな?とも思うけど、14歳の自分には、13歳の奴を対等な存在として見ることなんてできなかったんだ。ジョージのことは、今でもかわいい弟のように思えてしまう」
ジョージ「僕は13歳だった。彼は13歳後半か、でなければ14歳になってただろう (彼は常に僕より9ヶ月年上だ。今、これだけの年月が経っても、やっぱり彼は9ヶ月年上なんだよ!)」
fkgw:
「僕とジョンは、学校をサボって、よく僕の家でギターをかき鳴らしていた。父は働きに出ていたからここが一番いい場所だった。パイプに紅茶の葉を詰めて吸ったこともある。味はよくなかったけど、大人の気分を味わっていたんだ。ふたりでアコースティック・ギターを持って、向かい合って座った。曲を作ろうと自分の心を見つめる代わりに、目の前でプレイするジョンを見ている。まるで、自分自身を映す鏡を見ているような、最高の時間だった」
fkgw:
「母をなくしたことは、ジョンと僕を結ぶ深い絆となった。ジョンもまた、早くに母親を亡くしていたからね。僕らふたりは同じような心の痛手を受け、それを克服しなければならなかった。(略) 何年か経っても、幾度かふたりであの時の悲しみに襲われ、一緒に泣いたことがあった。そんなにしょっちゅうじゃないけど、いい経験だったと思う」
fkgw:
「悪口を言い合うようになった頃、僕は自分に自信がなくなって、かなりつらい時期があったんだよ。”ジョンはすばらしい人だ。僕はただくっついていただけだ”。すぐにそう思ってしまう。だけど、自分に言い聞かせなきゃならなかった。”待てよ、彼だって馬鹿じゃない。僕が彼にとって何の意味もない相手なら、あれだけ長い間一緒に仕事するはずがないじゃないか”。ちょっとしたことだけど、最高に嬉しかったのはね、ジョンが『ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア』を、彼が当時書いた曲のどれよりも好きだって言ってくれたこと――そういうくだらない、ちょっとしたことがね、いろいろと忘れられないんだ」
fkgw:
「僕の最高の思い出のひとつがね、『ヘルプ!』の撮影でオーストラリアのオーバータウエルンへ行った時のことさ。ジョンと僕は同じ部屋だった。一日の撮影が終わり、重たいスキー・ブーツを脱いで、さあこれからシャワーを浴びて楽しいお酒と夕食だって、準備しながら、新しいアルバムのカセットをかけてたんだよね。すると僕の「ヒア・ゼア・エヴリホエア」が出てきた時、ジョンが言ったんだ。”このテープに入っている僕のどの曲よりも、たぶんこっちのほうが好きだな”。ジョンの口からそういうセリフが出ると、ほんと最高の褒め言葉になるよ」
fkgw:
ジョンはいつも前面に出ていたけど、自分の欠点をさらけだしたことは一度もないよ。いつだって完全武装していたからね。ジョンはいつも固い殻をかぶっていたんだ。ジョンのことで忘れられないのは、ふたりで言い争った時のことだ。僕はどうしてもジョンに賛成できなくて、お互いに悪態をついたり、相手を罵り始めたんだ。やがてふたりとも黙りこくったんだけど、そしたらジョンがおもむろに眼鏡をとって「これがほんとの僕だよ」ってボソッと言うと、また眼鏡をかけたのさ。僕にとってのジョンはそういう奴だった。自分の殻を外して、ありのままの自分を見せてくれたんだ。 (略) 完全武装のジョンももちろん好きだったけどね。かっこよかったし。